宇フォーラム美術館ホームページは2023年より新しいドメインに切り替わりました。
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宇フォーラム美術館デジタルアーカイブ
- 世界中でいつでも展覧会が再現できることを目的として、1999年の新館建設と同時に展覧会をパノラマで撮影記録し、アーカイブとしてインターネット上で保存しています。(その数は2020年5月で187室。約1万㎡の美術館に相当) 最近では展覧会だけでなくイベントの記録も見る事が出来ます。
- 展覧会、イベントの予定
- ● 8月12日(木)~23日(土) 「レクイエム2025」展 13:00~18:00 休館日月火水曜日
● イベント 8月24日(日)
成田 千絵、佐藤 康子 「museum concert Utopia」 レクイエム展会場にて
佐藤康子 (二十五絃箏)蔡怜雄 (トンバク・ダフ)成田千絵 (チェロ・歌)
二十五絃箏、ペルシャの打楽器、チェロによる初めての対話 幅広い世代が楽しめる異文化交流音楽会
第一部13時開場 13時半開演 14時半終演 (乳幼児つれ歓迎)、第二部16時半開場 17時開演 18時15分終演予定
チケット代。4,000円、国立市民、高齢者(65歳以上)、障がい者、宇フォーラム会員の方は 3,500円。小学生以下無料
住所や年齢のわかるものをお持ちください。
予約はturquoisecello@gmail.com、もしくは090-1733-6715 (成田)まで
- 戦後80周年である。1921年生まれの平松輝子は2才の時、浅草で関東大震災にあい父を亡くす。同年生まれの二紀和太留は海軍に従軍しレイテ湾沖海戦に参加。二つの原爆が投下され、日本中の都市が空襲され市民が殺され有楽町の駅前には死体が山と積まれた。しかし当時の高校の教科書(山川出版社)には日本の敗戦を「デモクラシーの勝利」と書いてあったが、戦勝国による戦争の美化ではないのか。両親は、人一倍、平和を希求した。私は美術館を引き継ぐとともに両親の平和を願う活動を継続し毎年、この時期にレクイエム展を開催している。ところで8月15日は終戦日だが実際は違った。ソ連は、武装解除した満州に攻め入り、ロシア全土に日本人270万人が抑留され37万人が亡くなった(アメリカ資料)といわれる。戦勝国は中国共産党も含め国連の常任理事国となり、彼らのやりたい放題。それにより多くの国で数千万人が亡くなった。相変わらず世界は美化された戦争が起きる。改めて平和と今の世界危機について考えたい。
- 二紀和太留「原爆」
- 二紀和太留「廃墟」