● 2月15日(木)~25日(日)
「所蔵作品展 -筆の美学-」
日本美術の神髄は筆にあることを岡倉天心は知っていた。彼は1886、7年に欧米を視察し、特にフランスではジャポニズムの影響を受けた印象派を含む彼らの作品を見て、日本の美術の優位性を感じたようだ。明治になり日本の社会は西欧化に傾くと、美術界も日本の美術、筆の芸術を無視し、現在に至る。しかしAI時代に作成不可能の作品がある。日本人は筆の芸術を失ったのか。今回、改めて宗達、光琳、渡辺省亭、狩野常信など日本の筆の達人たちと平松輝子の技を展示した。




平松輝子 「とうとう」「原初の風」

平松輝子 「ギリシャ神殿」

平松輝子 「宇宙嵐」

平松輝子 「石と水」

平松輝子 「黒い月」

平松輝子 「銀河」